行事活動報告

連合2017平和行動in沖縄 参加報告

 沖縄県は太平洋戦争における沖縄戦の組織的戦闘が終結した6月23日を「慰霊の日」としています。
 連合は今年もこの日にあわせて2017平和行動in沖縄を2日間に渡り開催しました。連合奈良からも青年を中心に参加しました。

 

 一日目は、浦添市てだこホールで「連合2017平和オキナワ 

集会」が開催され、全国から1,100名が集結しました。
第1部の基調講演では、「沖縄の縮図・伊江島から学ぶ」の 

テーマで伊江島観光バス㈱代表の山城克己さんから講演を受 

けました。第2部の平和式典では、連合本部の神津会長、連合

 沖縄の大城会長の挨拶などがあり、続いて平和メッセージやピースフラッグリレー、平和アピールが行われました。その後、ANAプラザホテル沖縄にて「平和交流会」が開催され、全国の参加者と交流しました。
 

  二日目は、現地視察学習(ピースフィールドワーク)に参加をし、連合沖縄青年委員会のピースガイドによる 

説明を受けながら、南部戦跡コースの旧海軍司令部壕・嘉数高台(普天間基地)・ひめゆりの塔資料館・魂魄  

の塔・平和祈念公園をまわりました。
 また、沖縄県庁前県民広場で「在日米軍基地の整理・縮小」「日米地位協定の抜本的見直し」を求める集会

に参加、県庁前から牧志公園まで国際通りを「米軍基地問題は沖縄だけの問題ではない、今こそあきらめず、  

運動の再結集を!」と訴えながらデモ行進を行いました。

 

  今年の2017連合平和運動のテーマは「語り継ぐ戦争の実相と運動の継続で恒久平和の実現を」と掲げ、沖縄 

行動を皮切りに連合平和4行動がスタートしました。

 

参加者の声①
 この度は「2017 平和行動in沖縄」に参加させていただきまして誠にありがとうございました。平和行動に参加し、一番印象に残っているのは、2日目に参加したピース・フィールドワークです。
 フィールドワークでは、“海軍司令部壕”や“ひめゆりの塔”などを見学し、当時の状態で保存された現場や当時の証言・記録に触れることができました。戦争の悲惨さやむごさを目の当たりにし、強く感じたことがあります。それは、私たちが今、「当たり前」だと思っていることが、戦時下ではそうではなかったのだということです。家族がいて、家族と一緒に暮らせて、家族とおいしい食事が食べられて…
 そういったことが突然奪われることなど、これまで考えたこともありませんでした。私たちはそういった「当たり前」を、これからもずっと守っていく義務があると思います。自分ひとりができることは僅かかもしれませんが、決して無関心ではいけないと思うのです。まずは、戦争という悲惨な出来事から目を背けず、しっかりと受け止め、自分事として捉えることから始めていきたいと思います。残念ながら、現代でも平和を脅かすような出来事が世界各地で起きております。民族間の紛争やテロ…等が新聞やテレビを賑わせています。遠くの地のことだと無関心でいるのではなく、何が起きているのか関心を持ち、知る努力をして参ります。
 平和の実現に向け、たとえ微力でも行動をして参りたいと決意を新たにいたしました。

 

参加者の声②
 6月23・24日に開催された「2017平和行動in沖縄」で、特に印象に残ったデモ活動やピース・フィールドワークについて、今回参加させていただいたことで私が気をつけようと感じたことが大きく2つあります。ひとつ目は、「境遇が違うからという理由で無関心にならないこと」、そしてふたつ目は、「テレビで見る情報だけを過信せず、体験をもとに自分の考えを持つこと」です。
 2日目に参加したフィールドワークでは沖縄戦を物語る悲惨な旧海軍司令部壕、今もなお残り続ける弾痕の跡(嘉数高地)、平和祈念資料館などを巡りました。日本の歴史は学校で習う範囲のものばかりだったので、沖縄戦での詳細を知ることで「もっと知らないことに関心をもとう」と思いました。一般市民も多く駆り出され日常が壊されていく様子は心が痛み、当時の軍国主義による命に対する考え方には腹が立ちました。今の沖縄は日本の中でも有数のリゾート地で楽しい・明るいイメージばかりですが、本土と離れた地でアメリカとの基地問題や大量に残る不発弾などについて考えている人は少なく、私たちがそれを考えるには今回のようなフィールドワークが非常に大切だと感じます。
 テレビで見る沖縄の基地問題を現地の方から直接話を聞き、さらには実際にデモに参加したことで、もっと世界で起きていることを知る・それについて自分で考えることを意識したいと思います。「日本は今平和だから」という理由で無関心になるのではなく、実際に起きている事実に対してもっと人々は知る努力をすることが悲惨な戦争を風化させない行動の1つになるのではないのでしょうか。

 最後に、二日間の平和行動に参加させていただき、本当にありがとうございました。

 

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