連合奈良政策委員会第４回中国企業視察団
～著しい進化を続ける中国を視察して～
９月２３日～２７日の日程で中国最大の経済・産業都市である上海を中心に、１９名が３企業（シャープ常熟、上海美津濃、上海太太楽食品）を訪問視察した。
来年建国６０年となる大国、中国の改革開放以降の経済・産業の成長、とりわけここ十数年の急成長は、グローバル市場に与える影響は大きく、先進諸国から期待と脅威の両面から注目されている。
今回の視察で日本企業２社を訪問し共通的に感じたことに、中国政府や自治体へ経済的に貢献していることに加え、地域貢献・社会貢献などにより企業の信頼性が醸成されていること、また地域においても当該労働者や住民の方々から信頼を得ている。コスト競争、企業の利益のみに着目した外資系の企業は中国政府からも不要な時代に入ってきており、信頼関係に基づく共存共栄可能な優良企業が求められていることを感じた。
団員の多くが、今回のような視察ははじめてで、今回の貴重な訪中体験において得たグローバルな感性を今後の活動に活かして行きたいとの思いを共有することが出来た有意義な訪中視察となりました。謝謝。
