日 時:2011年6月17日(金)~19日(日)
場 所:連合福島及び福島県内被災地
参加者:連合奈良 森本会長、連合大阪 川口会長、連合和歌山 村上会長
行 程:
6/17 会津ボランティア視察~ボナリBC激励~連合福島表敬訪問
6/18 いわき市内被災地視察~Jヴィレッジ視察
6/19 郡山市内 ビッグパレット避難所視察・仮設住宅視察
「内容・感想」
今回の訪問は、震災が起こって3ヶ月がたった時点で、被災者の安否確認と今生活で困っていることを把握するために連合福島の力を借り、避難所でのニーズを把握してきました。
その中で、炊き出しや物資支援などの急を要するニーズには、現在も活動を続ける連合派遣ボランティアで応え、生活上の様々な相談はNPOハートネット福島でつないでいただいている。
また、抜本的改善は行政に要請しているところと聞きました。
未曽有の大災害となった東日本大震災は、今もなお、依然行方不明者の捜索と身元確認が続けられ、被災地では、がれきの山と化した町の復旧・復興には、時間がかかるような状況です。
ここ福島県では、原発問題が重なり、問題が変化することに応じた対策として新たな避難計画も出され、復旧・復興に向けての歩みというより、現在も続いている原発の問題に追われている状況です。
どの場所で復旧・復興していくことが定まりきれない、この現状の中にあっては、今の生活、避難生活を少しでも改善していくことは、大切なことと感じました。
今回の訪問視察では、被災した方々のニーズの一部しか反映できていないと感じました。
多くの方は、悩み、苦しみやりきれない思いで生活を余儀なくされている。しかし、今後は、把握できたことからひとつひとつ進んでいく事も非常に大切です。
今後とも連合奈良いや、連合近畿ブロックは必要に応じた調査や様々なニーズに応えていく活動、さらにはもっとも困難を抱えている問題、行政への要請活動など積極的な取り組みを続けていきます。
連合奈良 会長 森本哲次