2013男女平等トップリーダーセミナー開催　報告

２０１３男女平等トップリーダーセミナーを開催

　日　時　：　２０１３年　９月　２７日（金）18:30～19:45

　場　所　：　春日野荘　吉野の間

　参加者　：　６９名

　内　容　：　主催者挨拶　　　連合奈良　小山淳二　会長

　　　　　　　基調講演　　　「連合　男女平等政策制度要求について」

　　　　　　　　　　　　　　　連合男女平等局　事務局次長　鈴木　るり氏

　　　　　　　閉会挨拶　　　　高栄耕平　連合奈良副会長（連合奈良男女平等推進委員会委員長）

　連合奈良は、職場における男女平等の推進に向けた取り組みの一環として、男女平等トップリーダーセミナーを春日野荘で開催した。構成組織から６９名が参加し研鑽を深めた。

　基調講演では、非正規労働者が増加し、賃金格差が生じている中で、ますます男女間の賃金格差が生じていることや、出産を機に就業継続を断念するケースがまだまだ多い現実、増加する労働相談件数のうちでもセクハラ、マタハラ（マタニティーハラスメント）が大変多く寄せられていること、男女共同参画に関する国際的指標においても、わが国は低位であることなど多くの現状と課題を説明いただくとともに、男女共同参画を進めていくための連合としての方針説明がなされた。

　次世代育成支援対策推進法の期限延長に向けた取り組みや、マタニティ・ハラスメント防止キャンペーン、子供子育てを社会全体で支える仕組みの構築、ＷＨＯが進める「リプロダクティブ・ヘルスアンンドライツ」（女性の全生涯にわたって身体的、精神的、社会的に良好な状態）の考え方、人権を冒とくする性の商品化や暴力を許さない社会づくりなど多岐にわたる講演内容であった。