連合奈良は、6月12日(月)18:30からエルトピア奈良3Fに於いて、連合奈良男女平等参画推進トップリーダーセミナーを58名(女性12名、21%)の参加者のもと開催した。冒頭、小山会長からは、6月に男女平等月間を設定している意味、また最近の法改正に伴う職場の労働協約改定にむけた取組み、あらゆる差別のない職場づくりにむけた労働組合の役割について挨拶された。
講演では、尾辻かな子 氏による「職場におけるLGBTの基礎知識」と題して、自身のセクシャリティについて、またパワーポイント資料を使いわかりやすく説明があった。3~10%程度の割合といわれる性的マイノリティの方々にどのように職場で接していけばいいのかLGBTフレンドリーという接し方等、講演後の質疑も通じ、アドバイスがあった。
参加者の一部からは、「大変重い話」であり、性的マイノリティといわれる方々を理解する機会として、とてもインパクトがあったとの意見も寄せられた。
「連合男女平等月間のテーマ」
○すべての労働者の均等待遇の実現と、ハラス
メントなどの性差別を禁止しよう。
○働き方を見直し、仕事と生活を調和できる職
場環境を実現しよう。
○男女平等社会の実現に向けて、組織拡大を含
め、運動の輪を広げよう。
○連合「第4次男女平等参画推進計画」の達成に向け、取り組みを強
化しよう。
閉会にあたり、鍛治 佳宏男女平等委員長から、トップのリーダーシップ発揮により
男女平等の取組みをさらに前進させて欲しい。あらゆる差別のない誰もが働きやすい職場・社会を
実現するのは、「働くことを軸とする安心社会」の実現であると挨拶があり閉会した。