1月23日、連合奈良は、食とみどり、水を守る奈良県民会議とともにアフリカ・マリ共和国に向けた「アフリカ支援米」発送式を行いました。
アジアやアフリカの食料不足の国々に、減反田等で作った支援米を送る運動は、1984年11月に中央労農会議(当時)が飢餓で苦しんでいるアフリカに対する支援活動として「アフリカ飢餓支援米運動」という名でスタートされました。1985年には、約21トンが集められ、スーダン・ソマリア等へ送付を行い、また、98年からはカンボジアへの支援も始まり、これまでに総計1,100トンを超えるお米が送られています。この取り組みは、例年全国40都道府県で取り組まれ、奈良においては、1996年から取り組みを行っています。今年度は、奈良から240kgの支援米をマリへ向けて、集約場所である東京都大田区平和島へ発送しました。(東京港にて船積みされ、マリの首都であるバマコに送られ、同国の赤十字や民間のボランティア団体を通じ、難民へ配布されます。マリへは約3ヶ月後に到着します。)