連合は、1989年の結成当初から平和で安定した社会の実現を目指し「沖縄慰霊の日」である6月23日から24日にかけて平和行動を実施しています。
沖縄本土復帰(1972年)から52年を迎え、戦争の悲惨さと平和の尊さを学ぶことの意義や重要性がより増しており、運動を継承する上で、現地でのリアル開催を通じて実相を知り、仲間が集結して開催することが重要であるとして、現地・沖縄県において開催されました。
「2024平和オキナワ集会」は、那覇文化芸術劇場なはーと・大劇場にて、「語り継ぐ戦争の実相と運動の継続で恒久平和を実現しよう」をテーマに、全国の構成組織・地方連合会から参加し開催されました。
基調講演では、前泊博盛教授より「再考・日米地位協定」をテーマに、日米地位協定における基地の使用、税制の優遇措置など在日米軍の優遇に関する説明をしていただきました。
第二部の平和式典では、主催あいさつとして連合 清水秀行事務局長からは「平和なくして、私たちの暮らしも労働運動もありません。皆さんの力で、世界の恒久平和の実現を目指し、私たち一人ひとりが平和運動の担い手・発信者となり、この輪を広げていきましょう」と各参加者へ呼びかけられました。